JTF2013に参加してきた

July Tech Festa2013に参加して来ました!

公式サイト: http://www.techfesta.jp/

 

以下参加したセッションの概要や感想などです。

 


* Jenkinsで始める継続的デリバリーと実践の道程

http://d.hatena.ne.jp/lino/20130715/1373863261

「Jenkins実践入門」著者の佐藤 聖規 さん、米沢 弘樹 さんのセッション。

継続的デリバリー ≠ 継続的デプロイではない、というのと、CIは安定が大事、というのが非常に印象的でした。

単にリリースするだけではなく、顧客に価値を提供し続けるのが大事。

ビルド、デプロイが安定しないと何のためのCIなのって感じですしね。

個人的には、継続的デリバリーに必要と言われたものが、実際どうやって実現されているのかが気になるところです……

ロールバックの仕組みとか、プロビジョニングクラウドとか。

 

* ユーザエクスペリエンス・デザイン・ガイド@sprmari0 さん

http://www.slideshare.net/kazumichisakata/ss-24214337

UXやHCD (人間中心設計) についてのセッション。

  * UX = 利用者に不便を感じさせることなくニーズを満たす、使用する楽しさを持たせる

    * 要件定義では「いつ、誰が、何の為に」を考慮しなければならない

  * HCDもプロセス化 (PDCAサイクル) し、改善していく

というあたりが印象的でした。

対象ユーザーのペルソナをしっかり作り込んで要件定義することで、初期段階での設計がしっかりできるらしい、なるほど……

PDCAサイクルのところで出てきた「User Experience Journey Map」というツールがビジュアル的にわかりやすくてすてき。

  追記: UX journey Mapについての坂田さんのブログで解説やいろいろな企業での事例が紹介されています。 http://sprmario.hatenablog.jp/entry/20110908/1315492018

 

* serverspec: Chef/Puppetと一緒に使うサーバテストのためのテスティングフレームワーク@gosukenatorさん

http://t.co/76ak8fuM4A

serverspec生みの親 mizzyさんのセッション。

 ChefとかPuppetのテストってどうするの?とか他のテストツールとの違い等についての話でした。

個人的にはserverspecの作った理由や使いどころについて聞けたのがよかったです。

サーバー構築のCIとして使い勝手良さそうでいいなあ。

 

* CTFで上げるセキュリティスキル@jetbee0 さん

CTFって何?というところから実際の問題の解説、実演までお話されていました。

分野がかなり幅広く、実際問題に取り組めばいろいろな知識は広がりそう。

バッファオーバーフローの問題の最後に、「実際最近の環境じゃこんな脆弱性はないけど、基礎を知らないと応用はできない。CTFもそこらへん考えてか初心者にも優しい問題が出ていたりする」とおっしゃっていたのが印象的でした。

CTF自体に興味が持ててよかったです。

 

* LT

ZabbixからApacheからいろいろと。3連続LTが面白かったです。

HyClops for Zabbixがちょっと気になる。

 


お昼過ぎからの参加だったので特別講演を途中からしか聴けなかったのが残念でした。

が、いろいろと興味を持てるセッションが多くてよかったです。

Chefハンズオンは今回参加できなかったので別の場所でまた機会があればぜひ参加したいです。

運営、スタッフの方々、参加者の皆様お疲れ様でした!